Blacksmith er 鍛冶屋のつぶやき

ロートアイアンの製作にまつわるお話を拘りを想いを皆さまに

久しぶりの案件ロートアイアンパーテーションの製作

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ロートアイアン猫とステンドガラスのパーテーション
以前製作させていただいたロートアイアンのパーテーション。
ロートアイアンらしい唐草のエレメントと鉄板から切り出した猫を火造りにより槌目のテクスチャーを加え
アクセントとしてステンドガラスを配置
使用するガラスも何度も相談して決めた思い出のアイアンパーテーションとても懐かしく思う今日この頃。
現在打ち合わせ中の案件
久しぶりのアイアンパーテーションそれでふとこれを思いだした
今回提案させて頂いているものはシンプルモダンが基本コンセプト
シンプルだけど細部に拘った火造りらしさを主張したデザインを数パターン考えてみた
明日の打ち合わせ
さてどうなる
久しぶりのアイアン手すり以外の案件に胸高まる
楽しみだ

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アイアン手摺現場取り付けについての備忘録

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ロートアイアン手すりの製作風景
工場でアイアン手すりを製作を行い
現場に取り付け作業
ご要望が有れば全国何処へでも
実測を行い加工図を製作し加工後、現場にインストール
近場なら何かあっても対応が可能であるが
千数百キロ離れているとそうも簡単にはいかないわけで
ハイプレッシャーの中に身を置く
ピタっとあうのかどうなのかと
現場に納めるまでは
心が休まる事などない
誰も俺の代わりはいない
責任は全て自分自身
ハートはバクバク
アドレナリンは出まくる
身を削る
でもな
やりきった時の達成感
わからないだろうな
ピタっと納まった時の喜び
わからないだろうな
お客様から頂く喜びの言葉
わからないだろうな
大切な人からの労いの言葉
わからないだろうな
その為に
俺は造り続ける
後戻りはしない
只々
俺は造り続けるだけ

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ロートアイアンについて

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ロートアイアン手すりの製作風景
弊社は火造りで製作をしております。
とご説明を致しましてもお客様には中々伝わらない
うん
そうだな
そうそう
鉄はとても硬い物、だから人の手で加工するのには限界がある訳で
火にくべる事によって柔らかくなる
そう、つまり
加工しやすくする為に焼いて加工する
それが鍛造という方法である
焼いてハンマーで叩いて
色々な道具を用いて成形をおこなう
もちろん道具も全て自分で製作する
物凄く手間がかかるわけさ
この時期は作業性は良いが夏は地獄だ
それでも
俺は作り続ける
好きだからさ
ロートアイアン専門店として
アイアン手すりを作り続ける

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エレガントなロートアイアンロートアイアン手すりの笠木について

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ロートアイアン手摺の笠木
オリジナルロートアイアン手摺の笠木端部
エレガントだけど火造りの質感が重厚感を醸し出している
それは決して重々しくなく上品に
こだわりの造り
満足がいくまで幾度も炉にくべ
槌をふるう
鍛冶屋として
僕は生きる
これからも作り続ける
ロートアイアン手すりを
メーカーとして
専門店として
火造りに拘って

ロートアイアン手摺 Blacksmith erwww.bsmith-er.com

ロートアイアン手摺の笠木について


現在製作予定の階段アイアン手すりの端部について考えている
シンプルな手すりに何がピタッとはまるのかと
シンプルなだけに頭を悩ます事も
難しいんだよな
やりすぎず
鍛造らしく
テクスチャーをどの様に与えるのか
素材の持つ雰囲気をどう表現するのかと
考える
ちゃんと伝わるかな
俺のスタイル
始めないとな
さぁ
コークスをくべよ
炉に火を入れ
赤らめて鋼材を金槌で叩き出せ
とんてんかん
とんてんかんと
槌を振るう
僕が僕であるために
ロートアイアン専門店として
今日もつくる
階段手すりを

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ロートアイアンのサーキュラ階段手摺について


サーキュラーアイアン階段手摺について暫く書いてきた訳だが納まりはこのような感じに収まった。
手摺笠木部分は今回のものは木製を使用するという事でステイまでの製作となった。
笠木は木製と金属を使い分ける。
シャープで重厚感を持たせるのであればアイアンを使用する場合が多い。
鉄の笠木だと冬場は触った感じが冷たく苦手とおっしゃられるお客様には木製を提案させていただく。
お客様に喜んでいただく為に僕はいつも考える
このサーキュラー階段のロートアイアン手すり本当にやりきった
眠れぬ夜を.....
でも
やりきった
だから、今の僕がここにある
ありがとう
ロートアイアン手すり、門扉の専門店として
今日も造る

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ロートアイアンのサーキュラ階段手摺り製作の備忘録


火造り(鍛造)を終えてサーキュラー階段の手すりを組んでいく作業の画像
現場は遥か遠方
取り付け位置はチリ僅か
現場の実測は何度も確認を行い、自社工場に同じサーキュラー階段を組み上げる
何度も何度も確認を行い現調は行ってはいるのだが
不安はぬぐえない
現場に納まるまでは
神経をすり減らし
すべてを手造りに拘り
一つ一つのエレメントに想いを込め
現場の施工方法
搬入経路
納まり具合などを思い描きながら
手を進めていく
現場に収まってしまうと当たり前の様に其処にあるが
少しずつ自分の何かを削りながら
造り上げていく
そんな想いの詰まったアイアン手すり
火造りに拘りロートアイアン専門店として
手摺や門扉を造り続ける

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