Blacksmith er 鍛冶屋のつぶやき

ロートアイアンの製作にまつわるお話を拘りを想いを皆さまに

ロートアイアン


ロートアイアンについて少し説明が必要かと思う今日この頃。
言葉を用いての説明はボキャブラリーの少ない僕には
どうしようもなく、ちょっとプロモーション的なビデオを作ってみた。
暗くて見にくいが何となくは理解できるかと思う。
鉄の接合方法は現在は溶接で行なう事が多いのであるが
鍛造フェチのお客様には僕はより古典的な技法をお勧めする。
リベット、カラー(ベルト)、かしめなどを用いて材料を固定していく。
これらを用いることによってシンプルなデザインの
ものも意匠的な物が生まれるからである。
とりあえず、今回製作したビデオは古典的な接合方法の
鍛接の様子で16丸鉄繋ぐ作業である。
溶接だとあっと言う間にできてしまうのだが
今ある溶接機械が無い時代には、このような技術がなければ
始まらないわけだ。現在においてはこんな事をすっ飛ばして
パチパチッと溶接してしまえば済むことで在るのだが
鍛冶屋を名乗る以上は基本はマスターしておくべきであると考える。
これが僕のスタイル
昨今ものすごいスピードで流れていっているわけであるが
少し時間をかける、一手間入れるこういうことが大切なことであり
技術を高める上ではずせない事と僕は思う。
俺、スタイル
そして
俺、がんばれ