Blacksmith er 鍛冶屋のつぶやき

ロートアイアンの製作にまつわるお話を拘りを想いを皆さまに

先週末は何かとばたばたとした。
でもこのばたばた、内容の大変濃いものとなった様な気がする。
2010/9/4 AM、デザイン等を軽く片付け
2010/9/4 PM 納品先のレセプションに出かけていき
自分の作品を陰からそっと覗き、ほくそ笑み
そして色々な施設の説明を受けた訳だが
至る所に施主様の拘りが散りばめられている様だった。
何事にも拘りは大切な訳で。使用感等にも色々と配慮された
造りとなっていた。見た目も大切であるがこれも大変重要な事である。
説明を聞いていくうちに
『ふむふむ』
自分のやった仕事ではないものの大変ご満悦だった。
心のこもった料理も大変名残惜しいのであったが
泣く泣くその場を後に
2010/9/4 PM 6:30~
徳島からのお客さんとの会食
ものを創り出す事に着いての熱い討論
自分の今後の姿勢に着いて色々語り合った
髪結いの亭主についても僕は厚く語ったのだが.......
その話の中で大変興味深かった事は、
何を原動力にモノツクリを行うか
自分のスタンス......
商売、自己表現の為の創造....
埋まる事の無いこの間の溝
未だに疑問である。
でも、思ったのだがモノツクリに携わっているいる人はすくなからず
このジレンマに悩んでいるのだと、僕だけでない事を
2010/9/5
この日は、徳島からやってきた45cの●32と戯れてみた。
思った以上にタフな奴で久しぶりに心地よい汗をかいたようだ
もう少し燃料があればと思いつつとにかく
叩く
叩く
叩く
ひたすら叩く
イメージのわかぬまま叩いたので良い感じなのかは疑問であるが
仕上げる事が出来た。

本当に先週末は内容の濃いものとなった
人との出会い、想い
これを胸に
今日も頑張る。